【新唐人2014年11月17日】インドで政府による避妊手術を受けた女性15人が死亡する事故が起きました。当局によると、死因はネズミ駆除剤を主成分とする抗生物質だと見られます。
インドのチャッティースガル州政府が避妊政策を進めた結果、大勢の女性が死亡しました。先日、83人の女性が政府の提供したテントで避妊手術を受けた後、少なくとも15人が死亡しました。当局によると、ネズミ駆除剤の入った抗生物質を服用したことが死因だそうです。
チャッティースガル州の都市、ビラースプルの首長は、「抗生物質からリン化亜鉛が発見された」と述べました。リン化亜鉛は、ネズミ駆除剤の主成分で、強い毒性があります。
地元の公立病院のある医者によると、農村から数多くの患者がやってきました。彼女たちの症状は、吐き気・めまい・けいれんなどですが、その後、ほとんどの患者がMahawar（マハワル）工場の生産した抗生物質を服用していたことが判明しました。
当局は、この製薬工場が生産した抗生物質からリン化亜鉛の成分を発見したあと、ただちに避妊手術で死亡した原因との関係を調べ始めました。
政府はすでに、この製薬工場の20万粒の薬とそのほかの400万の薬品を差し押さえました。工場長親子も逮捕しましたが、２人とも無実だと訴えています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/11/16/a1154323.html（中国語）
（翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李）
